放射線ホルミシス効果
ガンが治る温泉として玉川温泉や三朝温泉などが有名だが､それらの温泉は放射能泉なのです。また、この地域に生活する人たちのガンの発生率は、全国平均よりも低いという報告があります。さらに中国の陽江では、自然放射線量が日本平均の3倍もあるのにも関わらず、胃ガンの発生率は48%の低さでした。
一度に大量の放射線を浴びると、危険である事は事実ですが、微量の放射線であれば、むしろ健康にとっては良好に作用するをいう効果を「低線量（微量）放射線ホルミシス効果」と呼んでいます。

...	放射線を浴びると活性化する遺伝子 細胞が傷つき、傷ついた細胞はガン化する可能性が高くなります。微量の放射線を浴びると、体内のP53遺伝子が活発化します。このP53遺伝子は、DNAが傷ついた遺伝子の分裂を抑えるタンパクを作ったり、そうした細胞を自殺させるタンパクを作る遺伝子、つまりガン抑制遺伝子なのです。 活性化する免疫細胞 免疫を支える免疫細胞にはT・B・NKの3つが代表的です。微量放射線はT細胞の中のヘルパーT細胞を活性化させるということが研究結果でわかっています。 B細胞は抗体を作る細胞で、NK細胞はナチュラルキラー細胞です。

鎮痛作用と免疫力を高める

バートガシュタインや三朝診療センターを訪れる患者さんは、ガンやリウマチ、糖尿病やアトピーなどの患者さんが多いようです。
バートガシュタインでは、痛みのある患者さんが、1〜3週間の岩盤浴治療で痛みが解消して帰られているそうです。オーストリアでは岩盤浴も治療として認められ､保険適用となっているのです。ちなみに日本人が現地で同程度の治療を受けると30万円ほどかかってしまうのだそうです。

高額化する医療費
今後の日本では高齢化が進み、ますますの医療費の高騰が危惧されています。
放射線ホルミシス効果がきちんと臨床され、もっと認められることになれば､医療費の削減にもつながるのではと考えます。

放射線の危険性

人工的な放射線を浴びる事の危険性を訴える人もいらっしゃいますし､直線仮説を根拠に危険を唱える人もいます。その半面では、玉川温泉や三朝温泉、増富温泉に大勢の方が訪れている事も事実です。

放射線の研究は、まだまだ未解明な部分もあり、１００％の安全性を証明するところまでは解明されておりません。偏った情報だけを鵜呑みにするのではなく、広く様々な情報を取り寄せ、取捨選択して、最終的には、自己責任の元で利用して行かなければならないと思います。

低線量放射線

低レベル放射線ホルミシス効果で言われる『低レベル（低線量）』とは、どれくらいの放射線量なのでしょうか？

研究機関などでは、0.25Gy以下の放射線について「低レベル＝臨床症状無し」とされているようですが、実験レベルでは0.5〜0.01Gyで効果が報告されています。
（1Gy=1ｍSv=1000μSv）